日本を発つ友人から貰った万年筆。これを見たときすごく似合いそうだと思ったの、と嬉しそうに渡してくれた。
パイロット（PILOT）のカヴァリエ（cavalier）。これが私のイメージなんだ、ととても意外に思いながら受け取った。
手持ちのどの筆記具よりも細身の軸に、少し苦手意識を持ちながら数ヶ月そのまま引き出しに仕舞いこんでいた。引き出しを開けるたびに、どうしようかなと逡巡する日々。取り出して字幅を確かめると、中字。おお、これは分かってる、いけるかもしれない。
カートリッジを挿して書いてみると、、フローたっぷりで存在感のそれなりにある線が生まれた。結構好きかも！
細軸は指先に変な力が入るので敬遠していたけど、フローと字幅は好きなタイプ。本の抜き書きに丁度よくて、手放せない一本になりそう。
