スマイソンの魔力 パナマノート編
Smythson(スマイソン)のノートのなかでも特に気に入って使っているのがPanama(パナマ)というシリーズです。
縦14センチ、横9センチと、胸ポケットにおさめるのに丁度いいサイズです。
パナマノートはクロスグレインという型押しの羊革が基本ですが、このたび黒いGort skin(山羊革)を見つけました。
ふわふわで柔らかい手触りです。使っていくうちにシボが消えて艶がでそうな風合いです。基本の羊革の表紙はほとんど変化しないのが魅力ですが、これは変化を楽しむタイプのようです。
今回手に入れたノートは、小口がすべて銀箔貼りでした。セールなのでこだわらず購入した結果です。金箔タイプもあるので不思議です。セールに出ているのは銀が多いのでしょうか。
一冊めのパナマノートには名言を集めています。
今回購入した分は、思い切ってラフに普段使いしてみたいです。
スマイソンの魔力 開封編
Smythson(スマイソン)のノートを手に入れました。
一度に4冊も。わたしにとっては贅沢の極みです。
スマイソンのノートは、とても丈夫なスマイソンブルーの箱に入って届きます。リボンをほどくときのワクワク感は特別です。
今回Premierというシリーズを一冊選びました。真四角に近い、あまり見ないかたちです。小ぶりですが幅広なので、メインのノートとして充分使えそうです。
表紙の革は少しカサカサしています。この手触り、キライではありません。
革の調子があまり変化せずくたびれないのがスマイソンの魅力ですが、使っていくうちにほんの少ししっとりと光沢が出てきます。
そうなる時が楽しみです。
いつもイギリスのウェブサイトから購入します。3割くらい安いので、送料を含めても日本で買うよりお得な場合が多くおすすめです。
4冊開封してまず思ったのは「もっと欲しい・・・」でした。そんな考えが沸いてしまうほどスマイソンのノートには惹きつける何かがあります。
ラベルシールのつかいみち2
なぜか手元にある、さまざまなサイズのラベルシール。
最近はインデックスとして使っています。
適当な大きさに切って、折り、貼るだけ。
程よい厚みがあり、元がラベルシールなので書き心地も申し分ありません。
柄をつけてもかわいい。
いつか幅広タイプも使ってみようと思います。
サンバレーオニオンスキン
玉ねぎではありません。紙の名前です。
出会いはもう、いつなのか忘れてしまいましたが、ノートにこだわるようになったきっかけはサンバレーオニオンスキンと出会ってからです。
はじめて目にしたとき、これが筆記のための紙なのかと驚きました。
新品とは思えない、でこぼこしたテクスチャ。しっとり感じる手触り。
いままで見てきたどの紙とも似ていません。
こんなに薄いのにインクの裏抜けは全くなく、透け感は程よく、こんなにデコボコなのにペンの引っ掛かりはありません。
個性、書き心地、書いた後の美しさ。
製造終了という希少性も相まって、なにものにも代えがたい紙です。
啓文社の活版手帳
活版の魅力は、この凹凸。
啓文社の活版手帳です。
日曜はじまりの日付フリーの手帳であり、見開き二週間というめずらしいフォーマットです。
いつでも始られる日付フリーではありますが、年間カレンダーは2013年と2014年が付いています。およそ5年前の商品です。
月間カレンダー
手帳の後半はたっぷりと方眼ノートが綴じ込まれています。
その全てが活版印刷という大変贅沢な作りです。
表紙も活版。裏の凹凸がたまりません。
こんなにかわいいフォントも全て活版印刷。
活版印刷をずっと眺めていると、普通の印刷がとても味気ないのっぺりしたものに感じられてしまいます。
封筒もついていて、大変こだわりを感じる一冊です。
セリア ミニバインダーのリメイク
システムバインダー6穴に続き。
以前購入したミニバインダー、今回もペンキでペイントしました。ターナーミルクペイントのフロリダピンクです。
塗り方はシステムバインダー6穴と同じ。面積が小さいぶん、早く終わります。
同じくセリアで購入したウォールステッカーからウサギを選んで貼りました。花模様のディバイダーもぴったり似合う、落ち着いているけど可愛らしいバインダーになりました。
ファスナーケースに穴を開けて閉じこみました。ふせんやメモカードを入れてもいいかもしれません。
次はネイビーのペンキで作りたいけど、使い途がはっきりするまでは我慢です。
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文房具を買わないチャレンジは続けています。時々リバウンドが来るけれど、買いものを控える効果はあるように思います。
万年筆のインク消し
ペンタイプのインク消しを愛用しています。
万年筆のインク用ですが、全てのインクに有効な訳ではありません。これはLAMYのブルーインク専用です。
初めてインク消しと出会ったのは、友人のフランス土産でした。
たしかこんなデザインで、友人はインク消しとは知らず、フランス土産っぽいペンとして贈ってくれました。万年筆を使う前の私も、これがどのように使うペンなのか分からず青い方で書いては反対の透明インクでなぞり、消えないなと思っていました。
ここで捨ててもおかしくありませんが、フランス土産という価値が私の中では大きく、いまひとつ使い途のわからない水性ペンとしてずっと手元に置いてありました。
それから数年後、雑誌でみた伊東屋限定のラミーアルスターのブルー軸(現在は標準色)に一目惚れし、万年筆への道を歩み始めます。このときおまけでもらったカートリッジがブルーでした。
さらに時は経ち、なにかのキッカケでインク消しの存在を知りました。
まさか、あのペンは、、、
文字を書き、透明インク側で消したときの「そうだったのか!」という感動は今でも覚えています。
本当に見事に消えます。筆跡は全く残りません。
インク消しを使った跡は、乾いても万年筆インクはのりません。そのための青いペンなのです。
あのとき、ただの水性ペンと思って捨てていたら。万年筆に目覚めなければ。初めて買った万年筆がLAMYじゃなかったら、おまけのカートリッジがブルーじゃなかったら。
全ての偶然が重なり、わたしは今でもインク消しを使っています。